朝一番BOOK

おやつを食べて、元気な毎日。

おやつ式ダイエット?
食事の前に甘いお菓子を少量食べておくと、満腹感を感じやすくなり、食べ過ぎる心配がありません。
おやつのルーツは?
江戸時代「八つ」と呼ばれる時間(午後2時〜4時頃)に、軽食として団子や、餅菓子、饅頭などを食べていたのが始まりです。
子供たちの元気の素。
脳や身体の成長が著しい子供たちには、常にエネルギー補給が必要。1回の食事からとれるエネルギー量が少ないので、甘いおやつは必需品。
ストレスもすっきり解消。
甘いものを食べると脳の快感中枢が刺激され、ゆったりと気持ちが和んでストレスが解消されます。
受験生の集中力アップに。
受験勉強中に疲れてきたら、速効性エネルギー源の砂糖を使った甘いおやつで、脳をリフレッシュしましょう。
お年寄りの健康の源。
年を取るとお茶受けに和菓子などの甘いものを好むのは、胃腸の吸収力が弱まって、不足しがちなエネルギーを補う身体の自然な欲求です。


 女性たちの大好きなお菓子。そのお菓子について、消費者である女性たちはどのように考えているのでしょうか?最近実施された日本菓子BB協会「消費動向基本調査報告」より、興味深いデータを幾つかご紹介しましょう。

お菓子類の役割
 お菓子類の役割としては「空腹を満たすため」という実質的な回答が圧倒的ですが、最近では「家族とのコミュニケーシャン」「友人とのコミュニケーシャン」などの橋渡し的な役割や、「楽しみ」「やすらぎ/くつろぎ/リラックス」「ストレス解消」などの心理的・精神的効果を認める意見が、上位を占めるようになりました。お菓子本来の役割が見直されてきています。

お菓子類の利用方法
 お菓子を買うのは、「自分のため」という人が、約8割を占めています。特に購入頻度の高い「チョコレート類」「スナック菓子」「チューインガム」「キャンディ類」は、手軽感が強いことから、コンビニエンスストアで購入し、自分用のおやつや夜食として食べています。また「洋菓子」や「ビスケット類」は、贈答や手土産として利用する率が非常に高く、主婦では約9割にのぼります。様々な種類のお菓子類が出回っている現代、消費者がお菓子を選ぶ基準は、あくまでも「味」です。時代にマッチした、品質の良い安全なお菓子を消費者は期待しています。

1999年2月菓子類消費動向基本調査報告書より  


フランス銘菓物語。
 フランス菓子は、中世ヴァロア王朝に始まり、ルイ王朝(17〜18世紀)の栄華とともに発展しました。幾世紀にも渡る長い間、愛され続けたお菓子たちには、いろいろな物語がひそんでいます。
ガレット・デ・ロア ガレット・デ・ロア
「王様のガレット」と呼ばれ、主顕祭節(1月6日)に食べる大変有名なパイ菓子です。ある年の饗宴で、慣例通り紋章入りの黒い布をかけたパイ菓子を準備したところ、王様がケガをされたため、急きょ布の代わりに王冠をのせて王様の回復を皆で祈りました。そのことから現在では、紙の王冠を作ってのせ、切り分けたとき陶製の人形が入った部分にあたった人は、1日だけ王様になり皆を従わせるという習慣を楽しんでいます。

今田美奈子著「お菓子の手作り辞典(講談社)」より  
今田 美奈子
洋菓子研究家
今田 美奈子 先生


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