朝一番BOOK

朝食は大切です。ちゃんと食べていますか?
 育ち盛りの小・中学生や20〜30代の若者に、朝食を食べない人が増えています。朝、目覚めたとき、人間の身体はエネルギーがからっぽ状態。脳も元気がありません。それなのに、朝食を食べなかったら?エネルギーが補給されないため、授業に集中できなかったり、仕事でミスをしてしまうのも当然。
  「授業中にイライラしにくい子」の9割が朝食を食べているのに対し、「イライラしやすい子」では5割以下という調査結果も報告されています。
  バランスの良い朝食をきちんと食べることで、身体も脳も元気を取り戻します。朝食は充実した1日を過ごすための大切なエネルギー源なのです。

朝食で成績アップ?
 ある医科大学から「当大学出身者の中で、医師国家試験の不合格者は、きまって朝食欠食者である。」という調査報告が10年前に発表されています。さらに調査を進めると、朝食欠食者の成績は、朝食を食べている学生に比べて、劣っているという事実が判明しました。朝食は、記憶力を使う知的作業や勉学能率に一定の影響を与えているようです。
砂糖は速効性エネルギー源。 五明 紀春
女子栄養大学教授
農学博士
五明 紀春 先生
 朝食では、脳の重要なエネルギー源であるブドウ糖を摂取することが大切です。ブドウ糖は、ごはんやパン、そばなどの炭水化物から摂取できますが、ごはん(デンプン)の場合は、消化吸収に時間がかかります。そこで忙しい朝には、身体の中で消化吸収の速い、速効性エネルギー源の砂糖が効果的です。コーヒー・紅茶に砂糖を入れたり、砂糖を使ったジャムや甘いデニッシュなどを食べることで、時間をかけずにエネルギー補給ができ、脳の働きを活発にします。


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