こころ一番BOOK

お砂糖は、
みんなの「こころ」
エネルギー!
甘いものを食べると、幸せな気分になるのには、理由があります。砂糖には、ストレスを解消し、精神を安定させ、安眠を促す作用があります。
そのメカニズムを科学的に検証してみましょう。

甘いものを食べると
ホッとするのは、
脳がリラックスするから。
 甘いものを食べた後、脳波を測定してみると、脳がリラックスした状態になっていることがわかります。それは、脳の快感領域が刺激され、「エンドルフィン」というホルモンの一種が分泌されるからです。エンドルフィンは気持ちをゆったりさせ、ストレスを解消する働きがあります。ガン細胞を抑制する強力な免疫細胞、「ナチュラルキラー細胞」も、エンドルフィンによって活性化します。
  また、不安を感じる、眠れないなどの症状に悩む人に有効なのが、肉類、牛乳、煮豆や納豆などの大豆製品を多く摂取することです。これらの食品に含まれるアミノ酸のひとつは、脳内で精神状態を安定させる物質を作ります。ブドウ糖は、このアミノ酸を優先的に脳に運ぶ役目を行います。この働きによって、食事でタンパク質をとった後、食間に甘いものを食べると気持ちが落ち着きますし、寝る前に砂糖の入ったミルクを飲むと、よく眠れるのです。
高田 明和
医学博士
高田 明和

疲れると、どうして
甘いものが欲しくなるの?
 ごはんやパンなどのデンプンは、分子の構造が複雑で消化吸収に時間がかかりますが、砂糖は構造が単純なため、素早く吸収されます。このため、スポーツ飲料には必ず糖分が入っているのです。疲れを感じたときに、甘いものが欲しくなるのは、砂糖が速効性エネルギー源だからです。勉強中や運転中の疲労回復には、砂糖の入った甘いものを摂りましょう。 五明 紀春
農学博士
五明 紀春


backnext