砂糖健康学完全保存版

検証結果 <第六章>砂糖と健康の誤解
肥満と砂糖 検証結果
Obesity


砂糖は「炭水化物」
ごはんやそばと同じカロリー です
 砂糖は、ごはんやそば、パスタ、パンなどの穀類と同じ炭水化物。もちろんカロリーも「1g=4キロカロリー」と、穀類と同じです。これらはみな単糖類として消化吸収され、最終的に体の中でブドウ糖として脳や体のエネルギー源として使われます。しかし、バランスが大切ですので取り過ぎには注意しましょう。
これらはすべて同じ炭水化物です。
肥満の原因は「エネルギーの消費不足」
 肥満は「摂取エネルギー」が「消費エネルギー」を上回るのが主な原因です。日本人の場合、現在摂取エネルギー自体は必ずしも過剰とはいえません。しかし脂質については、適性比率である摂取エネルギー総量の4分の1を上回っており肥満の原因の一つになっています。これは、炭水化物やタンパク質は1gあたり4キロカロリーなのに対し、脂肪は9キロカロリーなので摂取量が同量の場合、カロリー量は明らかに脂肪の方が多くなるからです。更に、同じ量を食べても脂質は太りやすいからでもあります。
  肥満の最大の原因は、ここ数十年における「ライフスタイルの変化」に伴った消費エネルギーの低下です。自動車や電車、エレベーターやエスカレーターを使う生活により、人は身体を動かす機会が少なくなりました。その結果、摂取したエネルギーを消費しきれなくなり、エネルギーの需要バランスが崩れてきたのです。運動不足を感じたら、できるだけ意識して身体を動かすようにしましょう。

砂糖消費量と肥満増加率は、「反比例」
 砂糖は適切な量を摂る限り肥満の原因になることはない、ということが、ラットを使った実験でも明らかになっています。また、砂糖の消費量は年々減少していますが、肥満の割合は増加しています。「BMI値」で肥満度チェック

井上修二先生適正カロリーで「肥満対策」
監修 共立女子大学教授 医学博士 井上 修二 先生
 砂糖摂取と肥満の関係に、次のようなラットを使った実験があります。普通のラットと太りやすい体質にしたラットに、「60%の高砂糖食」「60%の高脂肪食」「60%のデンプン食(通常食)」の3種のエサを2週間食べさせました。その結果、「高脂肪食」ではどちらも太りましたが、「高砂糖食」では普通のラットも太りやすい体質にしたラットも「通常食」を与えた場合と同じ体重でした。
  砂糖は炭水化物なのでデンプン食と、カロリー量は変わらないことが太らなかった理由です。
  「砂糖が太る」という意見は、すでに充分に食べているところにデザートや間食でカロリーを付加してしまうのが砂糖だから「砂糖は太る」という誤解が定着しているためではないでしょうか。砂糖を口にする際、適正なカロリーだけ食べるようにすることが、太らないための秘訣です。
適正カロリーで「肥満対策」。
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