砂糖健康学完全保存版

検証結果 <第五章>
子供の成長と砂糖
SUGAR for kids growth.


人類が最初に出会う味覚は「甘味」
 人間が初めて口にする食べ物=母乳には、ほのかな甘みがあります。実験では、生まれたばかりの赤ちゃんに砂糖水を与えると舌なめずりや吸うしぐさをし、苦いものでは不快感を表すという結果も報告されています。
  私たちには、祖先の時代から「甘いものは安全で、身体に必要なエネルギー源である」という記憶が遺伝子の中に組み込まれているのです。
人類が最初に出会う味覚は「甘味」。
「おやつ」は子供の発育に不可欠
 活発に動き回り、日々成長している子供たちの身体や脳は、多くのエネルギーを消費しています。ところが、子供は大人に比べて身体も小さく、1回の食事から摂取できるエネルギー量も限られています。そのため、食事の間に摂るおやつが、子供のエネルギー補給に大切な役割を果たします。
  人間の身体や脳のエネルギーは、少なくとも50%以上をごはん、パン、めん類、砂糖などの炭水化物から摂るのが理想的といわれています。中でも砂糖は小腸での消化吸収が速く、食べてから数十秒後にはブドウ糖となって血液中に現れ、筋肉や脳に運ばれます。また砂糖は植物から作られ、その99%以上がエネルギーとして使われる安全で無駄のない食品。つまり、子供のエネルギー補給には、速効性のある砂糖を使った甘いおやつが最も効果的なのです。
「おやつ」は子供の発育に不可欠。
350gから1400gに成長する脳 一日の総エネルギー比の少なくとも50%以上を炭水化物で摂取することが望ましい。


大関武彦先生
子供の頃の生活習慣が「一生の健康」に影響します
監修 浜松医科大学教授 医学博士 大関 武彦 先生
 肥満につながる食事の好みや摂り方は、子供の頃に形成されます。家族と一緒の食卓で栄養バランスのとれた食事を摂るのが、規則正しい食生活の第一歩。よく噛んでゆっくり食べる、おやつは決まった時間に食べる、寝る2時間前からは食べない、テレビを見ながらの「ながら食べ」をやめる、など、毎日の食べ方を見直してみましょう。
  また、子供の頃から身体を動かす習慣を持つことも大切です。とくに近年は、テレビゲームのような室内での一人遊びや塾通いが、深刻な子供の運動不足を招いています。子供の頃の食生活や運動などの生活習慣は、大人になってからの健康や老後にまで影響する大変重要な課題なのです。
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