砂糖健康学完全保存版

砂糖の甘味とストレス解消
 現代社会では、やる気が出ない、眠れない、食欲がないなど、さまざまなストレスを抱えた人がたくさんいます。適度な運動、家族や友人との会話など、リラックスした時間を作り、脳をいたわることが大切です。
  また、ストレスは脳のエネルギー不足を招いてしまいます。脳のエネルギー補給と、健康を維持するには、エネルギー源であるブドウ糖が重要。すばやく消化吸収され、ブドウ糖に分解される砂糖は、速効性エネルギー源として、また生活の彩りとして、大きな役割を果たしています。

ストレス緩和に対する砂糖の影響
砂糖水を充分に与え、砂糖の甘味に慣れさせたラットを前日から絶食させ、10分間金網のケージに入れ、拘束してストレスを与えた。さらに「A:何も与えない群」「B:割り箸をかませる群」「C:スポイトから砂糖水を与える群」に分け、それぞれの群でのその後のストレス状況を調べた。
ストレス緩和に対する砂糖の影響
<結果>
B群ではA群に比べ、割り箸をかむだけでかなりストレスが緩和された。C群ではストレスから開放された直後、他の群よりラットの脳内の興奮伝達物質であるノルアドレナリンとドーパミンの量が少なかった。
<結論>
砂糖はラットのストレス緩和に大きく関わっていることが判明した。

木村 修一ら 1999年
平成11年度
農畜産業振興事業団(現・独立行政法人 農畜産業振興機構)助成事業
「医学的・栄養学的な見地からの砂糖に関する調査研究」報告書より


おすすめ健康法3
を癒す食品
心を癒す食品。


トリプトファンは、タンパク質を含む食品から摂取する必要があります。
例えば、マグロやカツオなど赤身の魚、豆腐や納豆などの大豆食品、肉、卵、牛乳など。 これらの食品とともに食後に砂糖を摂ることで、トリプトファンがセロトニンを作り、 気分をリラックスしてくれるのです。


「心を癒す脳内物質」を増やす砂糖
監修 浜松医科大学名誉教授 医学博士 高田 明和 先生
 神経伝達物質のひとつに、摂取量を減少させ満腹感を出させるセロトニンという物質があります。セロトニンはトリプトファンというアミノ酸から作られ、うつ、不安、緊張などから解放したり緩和してくれる働きがあります。そして、このセロトニンを脳に優先的に運んでくれるのが炭水化物です。
  炭水化物が不足すると、脳にセロトニンが行き渡らなくなってしまいます。こうした脳内の栄養不足が、うつ病を引き起こす原因となるのです。砂糖やその他の炭水化物を摂取することは、トリプトファンの働きを活発にし、脳のセロトニン水準を上昇させ、やがては精神的健康によい影響を与え、心を安定させるという理想的な効果が得られるのです。
「心を癒す脳内物質」を増やす砂糖。
トリプトファン濃度とうつ病指数の関係
 うつ病の患者の精神状態を点数化したものが「うつ病指数」。血中のトリプトファン濃度が低くなると、うつ病指数が高くなり、うつ状態がひどくなっています。
トリプトファン濃度とうつ病指数の関係


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