砂糖健康学入門 IV

砂糖Q&A 砂糖Q&A
砂糖について皆さまからいただくさまざまなご質問の中から、
特に多いものを中心に、いくつか抜粋してお答えします。


Question 1 砂糖の保存方法を教えてください。
Answer  砂糖の保存は、においのしない密封できる容器に入れて、温度や湿度があまり変化しない場所に置いてください。砂糖は安定 した食品なので、保存方法がよければ長持ちします。もし固まってしまった場合には、ビニール袋に移して霧を吹き、口を輪ゴムで止めて1時間ぐらいおけば、元に戻ります。


Question 2 砂糖にはたくさんの種類がありますが、どのように使い分ければよいですか?
Answer  砂糖の甘味成分は「ショ糖」と呼ばれ、黒砂糖以外の砂糖は、すべてショ糖分が95%を超えていますので、大きな違いはありません。ショ糖分が高いと純度が高い砂糖ということになります。別表の通り、グラニュ糖などは砂糖そのものに風味がないため素材の風味を活かします。一方、三温糖のような色のついた砂糖は、砂糖自体の色や風味を活かす料理に向いています。
  砂糖にはたくさんの種類がありますが、それぞれの砂糖の特徴や風味に合わせて使い分けてください。

砂糖の種類別使い分けワンポイント

グラニュ糖
白ザラ糖
砂糖そのものに風味がなく、舌に感じる甘さは淡白。
コーヒー、紅茶やお菓子など風味や香りを楽しむときにおすすめ。
三温糖 カラメル風味が活かせる煮物や佃煮などに、甘さだけでなくコクをプラス。
上白糖 家庭で使われているポピュラーな砂糖。どんな用途にも使える万能選手。
氷砂糖 純度が高く、結晶が大きくゆっくり溶けるので、エキスを引き出す果実酒向き。


Question 3 1年間の消費量はどのくらいですか?
Answer 砂糖消費量

  日本人1人当たりの年間消費量は約18kgです。海外と比較してみると、日本人は少ないほうで、世界155ヶ国中95位。先進国では最下位です。砂糖はいくら食べてもよいというわけではありませんが、食生活の楽しみとしてごく一般的な摂取量であれば、健康を害することはありません。

※消費量=供給量÷人口


Question 4 茶色の砂糖はミネラルが多いというのは本当ですか?
Answer  グラニュ糖などは純度が高いため、グラニュ糖に比べて三温糖のほうが灰分(ミネラル)を多く含んでいます。しかしその含有量は、グラニュ糖が約0.01%、三温糖が約0.2%(100gで0.2g)と微量です。砂糖はご飯のように大量に食べるものではないので、砂糖から無理にミネラルを摂るのではなく、野菜や海藻類などからバランスよく摂ることが大切です。
  「砂糖の白さ」は健康に影響を及ぼすことはまったくありませんので、安心してお使いください。


Question 5 砂糖の1日の摂取量について、教えてください。
Answer  結論を言えば「砂糖の1日の摂取量」は一概に決めることはできません。
  なぜなら、砂糖は分類上、炭水化物ですので、炭水化物の摂取量の一つとして考えなくてはいけません。これはご飯やパンなどの主食と、芋やとうもろこしといった副菜との組合せによっても変わってきます。
  厚生労働省では、1日のエネルギー摂取の割合を炭水化物55%以上、脂質20〜25%と推奨しています。またエネルギー摂取量には年齢やライフスタイルなどによって個人差があります。自分に合ったバランスの良い食事を摂った上で、上手に砂糖や甘いものをお楽しみください。



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