砂糖健康学入門 IV

「心を癒す脳内物質」を増やす 砂糖の大切な働き
タンパク質を含む食品の中で、トリプトファンが多いもの 脳の神経伝達物質であるセロトニンには気持ちを落ち着かせ、心をリラックスさせる働きがあります。このセロトニンが不足すると、うつ病の原因にもなってしまいます。
  セロトニンは、タンパク質に含まれるトリプトファンというアミノ酸から作られます。そして、トリプトファンを脳に優先的に運ぶためには、ブドウ糖の働きが必要です。
  しかし、トリプトファンは体内ではつくれないため、必ず肉、魚、卵、牛乳などのタンパク質を含む食品から摂取しなければなりません。一方、炭水化物であるブドウ糖をすばやく摂取するには、消化吸収の速い砂糖が効果的です。ですから、食事で肉や魚などのおかずを食べた後に、砂糖入りの甘いデザートを楽しむと、トリプトファンとブドウ糖を同時に摂取することができます。その結果、効率的に脳内物質セロトニンが作られ、心が癒されるのです。
  このように砂糖を上手に摂ることで、気持ちがリラックスし、うつ病にもよい影響を与え、心を安定させる素晴らしい効果が得られるのです。

トリプトファン濃度と
うつ病指数の関係
トリプトファン濃度とうつ病指数の関係 うつ病の患者にさまざまな精神状態について質問して、その答えを点数化したものが「うつ病指数」。血中のトリプトファン濃度が低くなると、うつ病指数が高くなり、うつ状態がひどくなっています。



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