砂糖健康学入門 III

検証4 シュガーレス ノンシュガーの真実
精糖工業会 
「シュガーレス・ノンシュガー」製品には、実は多くの誤解があります。この表示は、1995年に制定された「栄養表示基準制度」に基づいています。この表示に関する誤解や疑問を明らかにしてみましょう。

この表示には、3つの誤解があります

1. この表示でのシュガーは
  砂糖だけではない
 「シュガーレス・ノンシュガー」表示に適用される「シュガー」は、砂糖だけではなく、ブドウ糖、果糖、麦芽糖、乳糖など他の単糖類、二糖類も含まれます。これらの糖類が入っていないのに甘いのは、他の甘味料が入っているからです。栄養表示基準制度の規定外の主な甘味料には、糖アルコールと非糖質系甘味料があります。



2. シュガーレス・ノンシュガー=
  ノンカロリーではない
 「シュガーレス・ノンシュガー」製品に使われている甘味料の中には、砂糖より若干少ないもののカロリーを持つものもあります。また、お菓子には、糖質以外にも生クリーム、バター、卵など、エネルギーとなる成分が含まれています。ですから、必ずしもカロリーゼロではありません。

3. ノンカロリー食品は、
  エネルギー源にならない
 人工甘味料を使ったものには、ほとんどカロリーが無い食品もあります。でも、甘いものが食べたいと感じるのは、体がエネルギーを求めている証拠。エネルギー源にはならないノンカロリー食品を食べるのは、体にとって本当によいことなのでしょうか?

 糖尿病などの疾病を持つ人のカロリー制限、子供の虫歯を防ぐなどの目的によっては、「シュガーレス・ノンシュガー」製品は確かに有効です。しかし、表示の意味を誤解して食べていては、その効果も期待できません。言葉のイメージに惑わされず、成分表示をきちんと見て、賢く判断して利用することが大切です。

「栄養表示基準制度」による基準
食品100g〈飲料100ml〉に含まれる糖類の量は次のように規定されています。
「ノン」、「無」、「レス」表示 糖類0.5g未満
「低」、「カット」、「控えめ」表示 糖類5.0g <2.5g>以下



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