砂糖健康学入門 III

人類が最初に出会う味覚は“甘味”です

母乳の甘みが赤ちゃんに安らぎを

 人間が初めて口にする食べ物=母乳には、ほのかな甘みが含まれています。どんなにむずかる赤ちゃんも、ひとたびお乳を口にすれば途端に泣き止み、至福の表情を浮かべます。また、生まれたばかりの赤ちゃんに砂糖水を与えると、舌なめずりや吸うしぐさをしますが、苦いものを与えると舌を突き出して顔をしかめ、不快感を表すという実験結果も報告されています。このように私たちには、祖先の時代から、「甘いものは安全な食べ物で、さらに体にとって必要なエネルギーである」という確かな記憶が、遺伝子の中に組み込まれているのです。ですから、動物も人間も本能的に甘さを求め、甘さの味覚が満たされると、エネルギーを摂取したことで体が充足するとともに、心にも大きな安らぎがもたらされます。未来を担う子供たちの健康や成長に対する砂糖の必要性を検証してみましょう。



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