砂糖健康学入門 II

第5章 砂糖と心
木村修一 昭和女子大学大学院「ストレス緩和に対する砂糖の影響」

砂糖の甘味は、
ストレスを緩和できるのか?
 最近、まずいものを食べると免疫機能が低下するという報告があり、注目を浴びています。砂糖の心地よい甘味は、古くから人類の求める「おいしさ」の代表。では逆に、砂糖の好ましい甘味を味わうことで、ストレスを緩和する効果があるのでしょうか?

実験
砂糖水を充分に与え、砂糖の甘味に慣れさせたラットを前日から絶食させ、10分間金網のケージに入れ、拘束してストレスを与えた。そして、その間
A 何も与えない群
B 割り箸をかませる群
C スポイトから砂糖水を与える群
に分け、それぞれの群でのその後のストレス状況を調べた。

結果
B群ではA群に比べ、割り箸をかむだけでかなりストレスが緩和された。C群ではストレスから開放された直後、他の群よりラットの脳内の興奮伝達物質であるノルアドレナリンとドーパミンの量が少なかった。


ストレス緩和に対する砂糖の影響
木村 修一ら 1999年

結論
砂糖はラットのストレス緩和に大きく関わっていることが判明しました。

平成11年度農畜産業振興事業団助成事業
「医学的・栄養学的な見地からの砂糖に関する調査研究」報告書より


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