砂糖健康学入門 II

第3章 砂糖と脳の老化
脳の老化防止に砂糖が大いに役立つ。

どうすれば、人はいつまでも若々しい脳を保つことができるのでしょうか?砂糖の摂取と脳の老化防止との関係が現在、注目され始めています。

若々しいのために
充分な砂糖を。
 脳の老化防止には、充分な栄養が大切です。年齢とともに高血糖を気にし、甘いものを控える傾向がありますが、逆に極端な低血糖は意識障害を起こし、脳の老化を早める場合があります。年をとると一度の食事で吸収できるエネルギー量が減り、低血糖になりやすくなります。
  砂糖は大切な脳のエネルギー源ですから、食事の合い間に上手に甘いものを摂るよう心がけましょう。

70歳になっても、
細胞は
増えるのです。

 最近、死滅する一方だと考えられていた脳細胞が増えることが判明しました。スウェーデンのエリクソン博士は、死亡した人の脳の中で、情報を保管し、仕分けする働きのある『海馬』の細胞が増えているのを偶然発見しました。そこで、人間では60歳に当たる2歳のラットに運動をさせ、階段やトンネル・輪転機など好奇心を持つ環境で遊ばせたところ、明らかに脳細胞が増えたのです。
  手足の運動を規則的にし、刺激のある環境で、頭を使って生活していれば、年をとっても脳細胞は増えるのです。


ノンシュガー、シュガーレスでは、
の老化は防げません。
 甘いものは、すべて脳の働きをよくし、老化を防ぐのでしょうか?近年、ノンシュガー、シュガーカットなどの表示のある甘い食品がよく見られます。厚生労働省が定めた栄養表示基準制度では、ノンシュガー、無糖、微糖、ノンカロリー、塩分控えめなどの食品表示が下の表のように規定されています。このように、ノンシュガーと言ってもカロリーがゼロではありません。そのような食品は、ブドウ糖と関係のない合成甘味料を使っている場合があり、脳や体のエネルギーにはならないので、老化防止に繋がりません。
  ノンシュガー、シュガーレス商品も使い方によっては有効ですが、正しい知識を持ち、表示をよく見て食品を選ぶことが必要でしょう。

ノンシュガー、シュガーレスは、カロリーゼロではありません。
食品の栄養表示基準値
栄養成分 〈第1欄〉
無、ゼロ、ノン
などの表示は、
次の基準値に満たないこと
〈第2欄〉
微、低、軽、控えめ、
カット、オフ
などの表示は、
次の基準値以下であること
糖類 0.5g 5g
〈2.5g〉
熱量
(カロリー)
5kcal 40kcal
〈20kcal〉
脂質 0.5g 3g
〈1.5g〉
ナトリウム
(塩分)
5mg 120mg
〈120mg〉
※数値は食品100g当たり
  〈 〉内は飲用に供する食品100ml当たり
「栄養表示基準」より抜粋(平成8年5月24日より施行)


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