脳一番BOOK

脳のエネルギー源は、
お砂糖に含まれる
ブドウ糖。
脳の重さは体重の2%程度。ところが、脳が使用するエネルギーは、私たちが摂取する全エネルギーの18%を費やしています。しかも、通常は、脳のエネルギー源はブドウ糖だけ。その必要とされる多量のブドウ糖も、脳に蓄積できるのはほんのわずか。そのため、体外からも多くのブドウ糖を続けて供給する必要があるのです。そこで、ブドウ糖と果糖でできているお砂糖を補給すれば、脳にすばやくエネルギーを送ることができる、というわけなんですね。

ブドウ糖と記憶力
ブドウ糖の供給によって、人間の記憶力は増加・持続するといわれています。実際、人間がコップ一杯のブドウ糖液を飲んだ場合、または動物にブドウ糖を注射した場合に記憶の向上があること、血液中の適度な糖濃度が注意力や忍耐力を維持するのに必要であること、またブドウ糖の供給が増加するとアセチルコリン(興奮伝達物質)の生成が高まりこれが記憶の調節に重要な役割をはたすことなども判明しています。

お砂糖には「速効性」があります。
脳のエネルギー源となるブドウ糖は、ごはんやパンなどの炭水化物でも摂取できます。ところが、ごはん(でんぷん)の場合だと、ブドウ糖に分解吸収されるまで時間がかかります。一方、お砂糖は、からだの中で消化吸収が速く、すぐに失われたエネルギーを回復させることができます。仕事や勉強など集中力と持続性が欲しいとき、より速くエネルギーを供給してくれるのはお砂糖です。


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