お砂糖一番BOOK 安全編

海外の家庭の味手作りお菓子情報

手作りのデザートは
アメリカのおもてなし。
 アメリカの食事にデザートはなくてはならない存在。しかも人を招くことが多いので、お菓子の消費量は大変なものです。市販品や冷凍食品も出回っていますが、ヘタでもいいから、「食後に手作りのお菓子を出すのがおもてなしの精神」。代表的な「アメリカのおふくろの味」アップルパイは、その家庭の主婦に代々受け継がれるシークレットレシピがあるほど。ショートニング入りのごついパイ皮が、ぜいたくな食品は何もなかった開拓時代の素朴な人間性を表しています。アメリカのパーティは、会話が大切。おもてなしの心がこもる手作りのお菓子を食べながら、おしゃべりもいっそう弾みます。


フランスのお菓子作りは
親子のコミュニケーション。
 フランスの家庭で作るお菓子はどれも簡単で材料が手に入りやすく、栄養的にもすぐれています。そのうえ、調理器具の種類が豊富で使いやすいので、お菓子作りにハマって、いろいろトライしている人がたくさんいます。主婦の間でのレシピ交換も盛ん!
  また、小学校の家庭科で自分の家のレシピを持ち寄って、クレープやスポンジケーキなどのお菓子を作るプログラムがあります。それ以後、子どもがお菓子に興味を持ち、多くの家庭でお母さんと一緒にお菓子作りを楽しむようになります。フランスでは、お菓子作りが親子や友人同士の素敵なコミュニケーションの方法なのです。


イタリアでは皆で分ける
「ママのケーキ」が人気 !
 イタリアの家庭では、日曜日のブランチやクリスマス、イースターなどの祝祭日に、家族や親戚が集まって食事を共にする習慣があります。そんなときには、大人数の料理を一度に作れるオーブンが大活躍。さらに、食後の消化促進剤といわれるほろ苦いエスプレッソに、甘いデザートは抜群の相性のよさ!オーブンで簡単に作れ、みんなで分けて食べられて、しかも日持ちがする手軽で大きなケーキが人気です。イタリアでは、テイクアウトのお惣菜より、「ママの味が一番!」と考える人がほとんど。手作りが食の基本になっています。


子どものおやつにぴったり!
クレープオーシュークル
フランスでは、2月のシャンドルーというキリスト教の祝祭日に食べたり、学校のバザーでも大人気です。栄養豊富なので、食欲がないときにもおすすめ。

[材料]薄力粉60g、グラニュー糖30g、
卵1個、牛乳125ml、バター25g、粉砂糖適量
[作り方]
1 ボールに薄力粉とグラニュー糖を入れ、泡立て器で混ぜ、卵を加える。
2 牛乳を3回に分けて混ぜ入れ、溶かしバターを少しずつ加える。
3 こし器でこし、冷蔵庫で1時間休ませる。
4 フライパンを中火で熱し、バター少々(分量外)を溶かす。
5 強めの弱火にし、3を全面に広がるように流し入れる。
6 表面が盛り上がってきたら、竹串とフライ返しで裏返し、軽く焼く。
7 皿にとって4つ折りにし、粉砂糖を振りかける。


backnext