お砂糖一番BOOK 安全編

「本能が甘いものを求めている」ことは、2つのグラフで解ります。

Q 疲れたときに『甘いもの』を
食べたいと思いますか?
Q 疲れたとき以外で『甘いもの』を
  食べたいのはどのような時ですか?
(一般女性消費者300名にアンケートを実施)

砂糖を科学する会 橋本仁 私たちの遠い祖先は、甘いものは体に必要な安全なエネルギー源であることを知っていました。上のグラフを見ると「疲れたときに甘いものを食べたいと思う」という人が84%を占めています。体がエネルギー不足を感じると、自然な欲求として甘いものを欲しがるのです。また甘いものには、満足感を与え心に安らぎを与える効果もあります。下のグラフの「食後」や「イライラ」したときに甘いものを欲しがるのは本能的に甘いものの「働き」を体と心が知っているからです。味覚が体に必要な栄養素を選び出すということも、現代人の我々にとっては祖先からの偉大な遺産なのです。
(砂糖を科学する会 橋本仁)


「バレリーナ」にも、甘いものが欠かせません!
▲ジゼルを踊る八百さん
  昼は自分のレッスン、夕方から子どもたちにバレエを教える八百さんと荒幡さん。1日中ハードに体を動かす2人に、甘いものは必需品。「レッスンで疲れたときは、お砂糖をたっぷり入れたコーヒーを飲んだり、チョコレートを食べる」という八百さん。荒幡さんも、「梅とお砂糖で作る*梅シロップが元気の素! 毎食後も、甘いデザートを必ず食べるわ」。
  男性との体重差20kgが理想というバレリーナ。舞台で踊っていた20代の頃、荒幡さんは食事や甘いものを制限していました。ところが、「その頃は、食生活の乱れやダイエットのストレスで、太ったり、痩せたりをくり返していたの。今は、体が必要なものを必要なだけ食べているから、スタイルを気にしなくても大丈夫よ」。八百さんも、「甘いものが食べたいときは、体がエネルギーを求めているということ! 糖分をしっかり補給しているわ」。人一倍体を使うバレリーナだからこそ、砂糖のエネルギーとしての価値を本能的に理解し、生活の中で上手に活用しています。

*梅シロップ…4ヶ所切れ目を入れた青梅1kgに砂糖1kgをかけ、ビンに入れて1週間ほど置く。シロップが染み出してきたら、水や氷で好みの濃さにして飲む。

左から八百和子さん(八百和子バレエ教室主宰)、荒幡恭子さん(ローズクラシックバレエ主宰)。チャイコフスキー記念東京バレエ団で活躍後、現在は子どもたちにバレエを教えている。


ノンシュガー、
シュガーレスの甘さは、
エネルギーにならない。

  私たちは疲れると、速くエネルギーを補給し、疲れを癒したいという自然の本能で、甘さを求めます。しかし、ノンシュガー、シュガーレス製品で甘味をとっても、カロリーが無い、または低いものもあるため、有効なエネルギー源にはなりません。ノンシュガー、シュガーレス製品も使い方によっては有効ですが、正しい知識を持って食品を選ぶことが大切です。


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